富士登山ツアーの用語集の「富士山保全協力金」についてご案内します。

富士登山ツアーに参加する前にチェックしておきたい、持ち物や服装、
各ルートの特徴などをまとめました。
富士山は登山が初めてという人でももちろん登れますが、そのためには
事前の準備が肝心です。
富士登山を安全に楽しむためにも、しっかりと知識を深めておきましょう。

富士山保全協力金

富士山保全協力金

世界文化遺産に登録された日本の美しい富士山の姿をを後世に引き継ぐため、富士山の環境保全や登山者の安全対策を図る目的で山梨・静岡両県や富士山麓の市町村などが、五合目から山頂を目指す登山者を対象に入山料(協力金)を徴収する制度です。2013年夏に試験徴収を行い、2014年夏から本格的に導入されました。

富士山保全協力金

導入に至っては、2008年、夏山シーズンに過去最多の登山者数が訪れた一方で、ごみや登山道の破損、トイレの許容量オーバーなど自然環境への悪影響を懸念する声を受けて導入されました。この協力金は、地元の村や県など関係団体で構成する協議会が管理し、登山道のトイレの新設や改修などによる富士山の環境保全、救護所の充実や安全誘導員の配置など登山者の安全対策など、富士山五合目以上で行う新たな事業や拡充する事業に使われています。