富士登山ツアーの用語集の「帽子」についてご案内します。

富士登山ツアーに参加する前にチェックしておきたい、持ち物や服装、
各ルートの特徴などをまとめました。
富士山は登山が初めてという人でももちろん登れますが、そのためには
事前の準備が肝心です。
富士登山を安全に楽しむためにも、しっかりと知識を深めておきましょう。

帽子

帽子

富士山ほどの標高の山になると、標高2,500mにあたる六合目付近から木がなくなります。これは「森林限界」に入る為で、高木が生育できなくなる限界高度の事を指します。そのため、天気の良い日に富士登山をした場合は日陰がなく、長い間直射日光に照らされて熱中症になる危険性が高まります。更に紫外線がとても強いので、必ず帽子を着用しましょう。また、雨が降ったとしても帽子があれば、雨が顔や目に直接当たりにくくなり、比較的歩きやすいです。

登山に適切な帽子の種類は天候によって変わり、晴れている日や曇り、雨だけの場合は「ハット」。ハットはツバが適度に固く、顎紐が付いているものが良いでしょう。撥水や防水のものであれば更に良いです。

帽子

雨が降っていて、なおかつ強風の場合は「キャップ」が適しています。キャップは、つばが固く、長いため深くかぶれば強風が吹いてもしっかり視界を確保できます。

基本的にはあらゆる天候に対応できるハットを持って行くのがオススメですが、天気予報を見てハットかキャップか迷ったら両方持って行くの良いでしょう。転倒防止策も含めてヘルメットを持って行くのもアリです。