富士登山ツアーの用語集の「ザック」についてご案内します。

富士登山ツアーに参加する前にチェックしておきたい、持ち物や服装、
各ルートの特徴などをまとめました。
富士山は登山が初めてという人でももちろん登れますが、そのためには
事前の準備が肝心です。
富士登山を安全に楽しむためにも、しっかりと知識を深めておきましょう。

ザック

ザック

防寒着や飲み物、行動職などを入れるために欠かせないザック。富士登山では、両手を使って登るような岩場があるので背負うタイプのザックが必要です。
ザックには肩に重さがかかるタイプと腰に重さがかかるタイプ(アルパインザック)の2種類があります。
一般的に街で見かけるようなザックは肩に重さがかかるタイプですが、これはザックの重さがそのまま肩に乗るため負担がかかり、長時間背負っていると肩が痛くなります。これとは違い、骨盤にウエストベルトを巻くことにより腰に重さがかかるタイプのアルパインザックは前者に比べ、ザック自体の重量が増えますが、あまり肩に重さが乗らないため体感的に軽く感じます。

ザック

更に、ジッパー開閉式のものと、雨蓋式という紐で締めるタイプのものがあります。富士登山であれば基本的にはどちらを選んでも良いと思いますが、オススメは雨蓋式です。雨蓋式は出し入れは少し不便ですが、荷物をパンパンに詰めても故障しにくく雨蓋の収納が使えて、雨蓋と本体の間に衣類を挟んだりと多少の荷物の増加に対応できます。
容量は25L~30Lのものがあれば登山に必要な持ち物は十分入ります。