山の天気は変化しやすく、特に富士山のふもとと山頂の気温差は非常に大きく、約20℃もあります。暑くなったり寒くなったりした際にすぐに脱ぎ着できるよう、重ね着スタイルで対応しましょう。厚手の服を1枚持つよりも、薄手の服を複数枚用意するのが◎。
必要な持ち物はこちら!防寒や紫外線対策を考えて準備しましょう!
- 飲料水
登山中の水分補給量は、1.5L程度が目安です。(500mlペットボトル×3本/ミネラルウォーター・スポーツドリンクなど)
潰しやすいペットボトルがおすすめ。軽量化のため山小屋や自販機で購入できますが、割高です。
- 携帯食
おにぎりやサンドイッチ、パン、シリアルバー、栄養補助スナックなど消化しやすい食べ物がおすすめです。
また、チョコレートやドライフルーツ、ゼリーなどの甘いものは、短時間でエネルギーに変わりやすいので、休憩毎に補給するのもよいでしょう。
- 着替え
天気が良いと大量の汗をかき、雨天時は泥まみれになりますので、必ず準備しましょう。
- 日焼け止め
富士山は紫外線が強く、日差しを避ける場所がほとんどないので、必需品です。
- タオル
汗を拭くのはもちろん、首に巻くことにより、寒い時のネックウォーマーや日差しが強い時の日焼け防止として役立ちます。
- トイレットペーパー(ティッシュペーパー)
富士山の有料トイレに常備されておりますが、ペーパー切れになる可能性もあります。流しても良い水に溶けるトイレットペーパーあるいはティッシュペーパーを準備しておきましょう。
※ペーパー類は必ず防水袋に入れておきましょう。
- ウェットティッシュ・汗拭きシート
山小屋には洗面所やシャワーがないので、顔や体を拭くのに重宝します。
- ビニール袋・防水袋
ゴミ入れや汚れたもの入れ、濡らしたくないものを収納するのに役立ちます。ゴミは必ず持ち帰りましょう。
耳栓・アイマスク
山小屋での仮眠中、周りの話し声やいびきなど気になる方は、騒音対策として耳栓をおすすめします。また、消灯後の山小屋内は真っ暗なので、トイレに行く人たちのヘッドランプの光が気になりそう方は、アイマスクをおすすめします。
使い捨てカイロ
ご来光待ち時間帯の富士山頂の最低気温は、7~8月でも平均0~5℃程度と真冬並みの寒さになります。また、風が強い日は体感温度がさらに下がります。
防寒着はもちろん必須ですが、冷え性や寒さに弱い方にはさらなる防寒対策として用意しておくと安心でしょう。
小銭
有料トイレや山小屋の買い物・食事など小銭が必要になりますので、必ず持って行きましょう。
絆創膏
ケガや靴ずれを起こした時などに役に立ちます。
保険証のコピー
登山中にけがや病気になった際に必要になります。
登山前&下山後のシューズ・サンダル
登山直前まで足をリラックスさせたい方、下山後の疲れた足をクールダウンさせたい方は、リラックスシューズやスポーツサンダルをおすすめします。
さらに砂埃対策としてマスク、靴底がはがれた時に役立つガムテープなどがあれば重宝します。