公開日:2022.12.6
長崎県対馬市は、海を介して隣国と接する位置にあることから、国防としての重要な役割を担い、また古代九州本土から大陸を目指す船の拠点地でもあったことから、この姫神山砲台跡も明治20年から昭和20年頃にかけて、30台ほど作られた砲台の1つで、日露戦争直前の1901年に造られ、外的から守る砦として活躍した歴史があります。
対馬海峡沖でロシア船バルチック艦隊を発見するなど、ここ対馬は日露戦争と密接な関係があり、敵の侵入を阻止する重要な役割を担っていたことが分かる。
また、砲台跡には、28センチの実物大の榴弾砲(りゅうだんほう)が置かれ、当時の物々しさを現代に伝えている。
地元観光協会による作業で遺構の保存状態が極めて高いこともあり、対馬の観光ツアーには必ずと言っていいほど組み込まれます。
赤いレンガ造りと緑の自然豊かな景色のコントラストが観光地として訪れる人を魅了します。
高台に位置していることから、気象条件が良ければ壱岐や沖ノ島までが見え、「天空の要塞」と称されています。
目的地までは山道を登るので歩きやすい服装をおすすめします。頂上までの雄大な自然を楽しんで。
MAP
住所 | 長崎県対馬市美津島町緒方 |
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交通 | 対馬空港から車で約15分/厳原港から車で約35分/比田勝港から車で約1時間35分 |
駐車場 | |
トイレ | あり(無料・5台) |
TEL | なし |